【CBL第5週ハイライト】
天津、圧倒的な強さで早くもプレーオフ出場決定 東南/華東地区は江蘇が大健闘で混戦続く
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2008年中国野球リーグは第5週(5月9日~11日)を催行。両地区首位対決となる天津ライオンズvs上海ゴールデンイーグルス、連続完投勝ちを続ける江蘇・孫国強vs好調・北京打線など、見どころの多い第5週となった。
※今年は、五輪開催の影響による変則日程となるため、第5週でいったんリーグ戦は中断し、9月5日から後半戦を再開します。五輪直後の北京をはじめとする各地で11月のアジアシリーズ出場権を賭けた闘いが繰り広げられる予定です。引き続き中国野球リーグにぜひご注目ください。
【広東レパーズVS四川ドラゴンズ ~広州黄村球場】
前週、ともに3連敗を喫したチーム同士の対戦。初戦、広東は序盤からエース級の投手を繰り出すが、二回から四回まで毎回エラーが飛び出しリードを広げられる。七回裏にコーチ兼任・沈剛の二塁打で同点に追いつくものの延長十回に再び勝ち越され、広東は大事な初戦を落とした。翌日は一方的な展開となった。三回表に四川は4安打とエラーなどで一挙6点を奪い試合を有利にすると、最終回に大量5点でダメ押し、14-3の大差で四川が連勝。四川の鄥浩亮は、走者を出しながらも3失点に抑えて完投勝利。11日の第三戦は激戦となった。広東の趙学林が七回を3失点で切り抜け先発投手の役目を果たす。四川は2-4と劣勢の中、四回からエース格の祝万云を投入し勝利への意欲を見せる。そして迎えた八回表、四川の熊鑫が二死から2点タイムリーを放ち逆転に成功。前週から続くホームでの連敗を食い止めたい広東は、九回裏二死から張晟のライトへのタイムリー安打で同点に追いつき、試合はまたも延長戦へ。勢いに乗った広東は、十回裏に沈剛が劇的なサヨナラ安打を放ち、広東は3連敗を免れるとともに広州のファンの前で今季ホーム初勝利を挙げた。
*第5週 広東 vs 四川 の試合画像はこちらから http://www.cbl.org.cn/photo/index.asp?pic_type=60050301
05月09日 14:30 広州黄村球場
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【江蘇ホープスターズvs北京タイガース ~江蘇無錫野球運動訓練基地】
初戦は、江蘇・高健と北京・李宏瑞の先発で始まった。二回まで両チームともに3点を奪い合い打撃戦の様相を呈してくると、北京は三回から早くも周静を投入。この起用が見事に当たり、周静は江蘇打線を最終回まで無失点に抑え、11三振を奪う好投。打線も15安打を放ち10-3で北京がまず1勝。第二戦は、注目の江蘇・孫国強が先発。連続完投勝ちが続く孫国強は、北京相手のこの日も六回まで1安打1四球とほぼ完璧なピッチング。だが、七回に北京4番・陳哲の二塁打から同点に追いつかれ、八回表も外野エラーで追加点を許し1-2と苦境に立たされる。八回裏、エースの奮闘になんとか応えたい江蘇は、さきほど痛恨のエラーを犯した7番レフト李想が汚名返上の2点タイムリー安打を放ち3-2で江蘇が逆転勝利。孫国強は2失点したものの自責点0、9奪三振の力投で3試合連続の完投勝利。1勝1敗で迎えた第三戦。北京は左横手投げの呉猛、江蘇は張想の先発。呉猛は5回を1失点に抑える好投。打線も六回まで4点を奪い、試合は序盤から北京ペース。ところが六回裏、呉猛が頭部死球により危険球退場を余儀なくされると、その隙を突いた江蘇打線が一挙5点を奪い6-4と逆転。しかし、底力のある北京は七、八回と2点ずつを挙上げて再逆転。呉猛の後を受け、急きょ登板した李宏瑞も落ち着きを取り戻し、八、九回を6奪三振で締め、8-7で北京がこのカードの勝ち越しを決めた。
*第5週 江蘇 vs 北京 の試合画像はこちらから http://www.cbl.org.cn/photo/index.asp?pic_type=600502
05月9日 18:00 江苏无锡棒球运动训练基地
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【天津ライオンズvs 上海ゴールデンイーグルス ~ 天津体院道奇球場】
地区首位同士の対戦。第一戦は、主砲・陳琦の今季2号ツーランで上海が先制。しかし上海は、先発の楊震が誤算。点を取ってもすぐに失点する悪循環。六回まで被安打7も6四死球とコントロールが定まらず失点を重ねた。後を継いだ趙謝逸も調子が上がらず、八回に一挙4点を奪われる。結局、11-5で天津の勝利。第二戦、上海は若手の先発・董事に期待するが、天津の上位打線に連打を許し五回までに4失点。打線も白宝亮に散発4安打に封じられ、10-0で天津が七回コールド勝ち。第三戦。負けられない上海は、エース張俊、天津は蘇長龍が先発。しかし張俊でも今の天津打線を抑えることができない。二回に杜亮からライトへの満塁本塁打を浴びるなど、三回までに7点を奪われると、五回を終えて8-0。激しい雨天のため、天津が五回コールド勝ちを収め、天津はまたも3連勝。第3週から続く連勝を7に伸ばした。
*第5週 天津 vs 上海 の試合画像はこちらから http://www.cbl.org.cn/photo/index.asp?pic_type=6000501
05月09日 18:00 天津体院道奇棒球場
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これで前半戦5週、45試合を消化した。西南/華北地区は天津が14勝1敗で独走。北京、四川は今週ともに敵地で2勝を挙げ、北京は9勝6敗、四川は6勝9敗となり、両チームのゲーム差は変わらず3のまま。
天津の実力が突出しており、15試合を消化して負けたのは四川戦の1試合のみ。プレーオフの切符を早々と獲得した。北京は、投手不足でやりくりに苦労しているが、ようやくエンジンがかかってきた。四川は不安定さが残るが、第5週・広東との3連戦で見せた勝負強さは地力の証明だろう。
東南/華東地区は、上海が8勝7敗で首位。4勝11敗同士で広東、江蘇が並びプレーオフ争いは混沌としている。(リーグ規定により、総得点で広東が2位。)
上海は8勝中、7勝を江蘇と広東から稼いでいる。若手選手が多い上海にとって、分が良い同地区の対戦カードがキーポイントとなっている。江蘇は、開幕5連敗を喫したものの、その後の 10試合を4勝6敗と次第に調子を上げた。北京相手の接戦を終盤逆転でモノにするなど、このチームの力は決して軽視することはできない。昨季準優勝の広東は、前半戦苦しい戦いが続いた。投手陣が万全ではないため、継投の連続で選手の負担も大きかった。
【前半戦を終えて~各監督コメント】
-天津ライオンズ 焦益 監督 「今週(第5週)は、比較的楽に勝つことができたが、代表チームメンバーが帰ってくる後半戦は、こうはいかないだろう。前半戦は、ベテランの存在が若手の成長を促してくれたと思う。後半戦からベストメンバーを組めるので、優勝という目標に向かって頑張るだけだ。」
-北京タイガース 李兵監督 「代表チームメンバーがいない中、陳哲や周静の中堅選手が中心になってやってくれたので、若手にもいい影響を及ぼしたと思う。成績は、北京の現状ではこんなところだろう。後半戦は、ホームでの6連戦も控えている。前半戦よりも間違いなく良い成績を残せるよ。」
-四川ドラゴンズ 徐大勇 監督 「6勝9敗という成績は決して満足できるものではない。攻撃力が増せば、もっと勝つことができるはず。」
-上海ゴールデンイーグルス 単偉 監督代行 「前半戦は若手選手の活躍でこの成績を残すことができた。彼らは成長していると思う。今週(第5週)は3連敗を喫したが、後半戦、地区優勝してプレーオフ進出するための、いい鍛錬になったと思う。」
-広東レパーズ 頼国鈞 監督 「チームとしてまとまりがあったところは評価できる。しかし天気や場所等の環境の変化によって、選手のパフォーマンスに大きな影響があった点が課題だ。そういった意味では、4勝9敗という現状は、満足と不満が半々といったところだ。選手たちは、前半戦の経験を後半戦の試合に活かしてほしい。」
-江蘇ホープスターズ 佐藤兼伊知 監督 (NPB千葉ロッテマリーンズ) 「うちの投手陣で実力があるのは孫国強だけ。残りの投手陣はまだまだレベルが低い。また守備面もエラーが多く、それが失点に繋がるケースが多かった。3ヶ月間の中断期間は、個々のレベルアップを念頭に置いて練習をするつもりだ。後半戦は、代表チームのメンバーが各チームに戻りリーグの様相も変わってくると思うが、プレーオフ進出に向け1戦1戦を大事に戦いたい。」
2008中国野球リーグ公式戦成績表 【西南・華北地区】 5月11日試合終了時点
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北京タイガース |
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| 3 |
四川ドラゴンズ |
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2008中国野球リーグ公式戦成績表 【東南・華東地区】 5月11日試合終了時点
| 順位 |
チーム |
勝利 |
敗戦 |
ホーム |
ビジター |
総得点 |
| 1 |
上海 ゴールデンイーグルス |
8 |
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5-4 |
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| 2 |
広東レパーズ |
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11 |
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| 3 |
江蘇ホープスターズ |
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