KONAMI CUP アジアシリーズ2007 チャイナスターズは健闘及ばず、投手力に課題残す
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【3年目の初勝利を懸けてチャイナスターズ】
3年目を迎えたKONAMI CUP アジアシリーズ。日本、韓国、中国台北の各プロリーグのチャンピオンチームに、CBL選抜を加えた4チームがアジアナンバーワンの座を懸けて争う。アジア球界の秋の風物詩として定着してきた感があるこの国際大会に、今年もCBLの精鋭たちが“チャイナスターズ”として臨み、悲願の大会初勝利を目指した。
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(アジアシリーズ 2007開幕セレモニー) |
(アジアシリーズ 2007開幕セレモニー) |
【11月8日(木) 中国台北CPBL:統一ライオンズ戦】
6回まで3点をリードするも継投が裏目に。大会初勝利を逃す。
11月8日 12:00 Series Game
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バッテリー 〔統一ライオンズ〕ネルソン・フィゲロア , ツァイ・シチン , ゾン・イチョン - ガオ・ジガン 〔チャイナスターズ〕卜涛, 陈坤, 徐铮, 王培, 于磊, 郭有华 - 张振旺
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| (先発して4回を1失 点と好投した卜涛) |
試合経過: チャイナスターズは初回、統一ライオンズに先制を許すも、その裏、二番・侯鳳連(天津) から五番・張玉峰(上海)までの4連続安打で逆転に成功。先発投手・卜涛=ボ・タオ(四川)と二番手・陳坤(四川) が走者を許すも粘り強い投球を見せ、二回と五回にも加点したチャイナスターズが六回を終え4-1でリード。歴史的勝利が見え始めた七回、三番手の徐錚(北京)が統一の陳連宏に逆転満塁本塁打を喫するなど6失点と誤算。統一を上回る16安打を放ち、守っては無失策と野手陣が奮起した一戦だけに、悔やまれる継投となった。
【11月9日(金) 韓国KBO:SKワイバーンズ戦】 初回の好機を逃し、完封&コールドでSKに完敗。
11月9日 12:30 Series Game-3
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| SKワイバーンズ |
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バッテリー 〔チャイナスターズ〕 陈俊毅, 张云峰, 刘凯, 张力 - 张振旺, 金利民 〔SKワイバーンズ〕 ロマノ , キム・ギョンテ , キム・ウォンヒョン - パク・キョンワン , チョン・サンホ
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| (5打数連続安打の侯凤连) |
試合経過: チャイナスターズは、初回、孫岭峰(北京)と侯鳳連(天津)の連打などで一死二塁・三塁のチャンスを作るが、四番・賈昱冰(北京)と五番・張玉峰(上海)がSK先発のロマノに抑えられ絶好の先制機を逃す。先発した陳俊毅(広東)は、慣れないマウンドに戸惑ったのか、制球が乱れ3回で5四球を与え、大事な場面でのエラーも重なり5失点。後続の投手陣も打ち込まれ、7回大会規定によりコールド負けを喫した。打線も4安打と沈黙。侯鳳連は、初回の安打で前日から5打数連続ヒット、6打席連続出塁の快記録を達成した。
【11月10日(土) 日本NPB:中日ドラゴンズ戦】 古巣相手に呂建剛が好投。中盤以降は、中日に力負け。
11月10日 12:00 Series Game-5
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| 中日ドラゴンズ |
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0 | バッテリー 〔チャイナスターズ〕吕建刚, 陈坤, 王培, 张力 - 张振旺 〔中日ドラゴンズ〕小笠原 , 鈴木 , 高橋 - 小田 , 清水将
試合経過:
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| (Lv Jiangang ) |
チャイナスターズの先発・呂建剛(天津)は、1998年に練習生として中日ドラゴンズに入団し、1999年~2002年まではプロ登録選手として計5年間中日に在籍した。その古巣を相手に、呂は5回一死までノーヒットピッチングを演じ、中日ベンチとドラゴンズファンをやきもきさせた。呂は7回途中まで投げて5失点も、変化球を主体にした巧投が光った。試合は、呂の後を継いだ投手が打たれ、中日の底力に屈した。孫岭峰(北京)と侯鳳連(天津)の一・二番コンビは、この日も初回に出塁し、先制点を演出。アジアの野球ファンとメディアの前で中国チームの機動力を強く印象づけた。
11月11日(日)、中日ドラゴンズ(NPB)とSKワイバーンズ(KBO)の間で行われた優勝決定戦は、6-5で 中日がSKを下し、日本勢として3年連続のシリーズ制覇を成し遂げた。
【KONAMI CUP アジアシリーズ2007 を終えて選手コメント】
☆「歴史になる1勝を落としてしまい、今年は一番悔しいアジアシリーズになった しかし、我々はあきらめない。帰国後はチームの課題である投手力の強化と進歩した攻撃技術をさらに磨いていきたいと思う。」 ~ 張玉峰(チャイナスターズ主将:上海) ※再三の好守備で投手を助ける。
☆「日本やアメリカ遠征のおかげで、チームの攻撃は非常によく なったと思うが、投手と守備面をもっと強化しなければ、強い相手 には勝てないと感じた。 投手の私が感じた3試合の共通点はやはり後続投手の不在。試 合を作れるピッチャーはそれなりに揃っていると思うが、リードを しっかり守る中継ぎや救援投手がいないのが今の中国チームの 現状であり、克服すべき課題。 個人としてはスタミナの強化がテーマ。6回以上に投げられるよう な体力を身に付けることが私の今後の課題と思う。」 ~ 呂建剛(天津) ※中日ドラゴンズを相手に中盤まで快投。
【過去最高の盛り上がりを見せたチャイナスターズ応援団】
KONAMI CUP アジアシリーズは、毎年チアリーダーによる華やかなダンスと、各国ファンの個性的な応援スタイルが興趣を添える。今年も、それぞれの国の言葉による声援が東京ドームを熱気に包んだが、チャイナスターズの応援団も負けてはいない。日本にいる熱狂的な中国野球ファンが、チャイナスターズの応援フラッグとチームカラーの赤いエアースティックを用意し、チアリーダーと一緒に、“加油!中国(がんばれ、中国!)”の掛け声を送り続けた。チャイナスターズの善戦は、こうしたファンの声援の後押しがあったからこそ。北京五輪後の来年は、さらに熱い応援風景を見せてくれることだろう。
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