2008年01月30日
2008 CBL News 【Vol.1】
中国野球代表チームが沖縄(日本)で強化キャンプ
年末・年始返上で最強メンバーが集結

【沖縄赤間ボールパークにて/
日本のプロコーチによる指導】
地元北京で開催されるオリンピックでの躍進が期待される中国野球代表チーム。昨年11月のKONAMIカップ・アジアシリーズを終えた後、短期間の休暇をはさみ、12月からは広東省広州市のオリンピック強化基地で練習を続けてきた。チームは、1月10日に沖縄(日本)へ向けて出発。3週間にわたる沖縄キャンプで、NPB(日本プロ野球機構)の協力により派遣された3人のプロ・コーチおよびコンディショニングコーチから、実戦的な指導を受けている。2月上旬に再び広州に戻る中国代表チームは、春節(旧正月)で賑わう中国社会の喧騒をよそに、トレーニングを継続、日本で習得した技術やチームプレーの反復に励む予定。
1月下旬、沖縄キャンプ中の選手から、中国野球ファンに向けたコメントを寄せてもらった。
(以下 中国棒球協会申秘書長及び北京王楠、李磊選手のコメント)
【中国野球協会 申偉秘書長】
2008年は中国野球にとって、重要な1年となります。五輪はすべてのスポーツ選手が目指す最高の舞台でありますが、決して最終目標ではありません。世界トップレベルの7チームが五輪に参加するため北京へ乗り込んできます。北京五輪は、結果が全てではありませんが、中国代表の選手たちには毎試合ベストを尽くして欲しいと思っています。選手の奮闘で、中国野球ファン、そして野球を知らない人たちにも、野球の素晴らしさが伝わればと思います。また、選手たちの五輪でのプレーを通して、野球が中国人に適したスポーツであることを証明してほしいです。台湾、日本、韓国では長い期間をかけて人気スポーツとなり、成功を収めてきました。同じアジア地区である中国でも同じような状況になっていけば、これほど素晴らしいことはありません。実際、国内にも多くの野球ファンが存在します。例えば、2007年の「グッドラック北京」では、チケットが手に入りにくい、という予想外の状況も生まれました。これからさらに普及活動を頑張っていけば、中国での野球市場は広がっていくでしょう。最後に、ファンの皆様、まもなくお正月を迎えますが、少し早いですがここで春節のご挨拶をさせていただきます。今後も中国野球を応援していただき、我々と共に野球が発展するよう頑張っていきましょう!
【北京タイガース 王楠投手】

【北京タイガース 王楠投手/沖縄にて】
肩の故障で、2006年秋に手術を受けることを決心しました。術後の経過も順調で、早いうちにチームに復帰できると思っていました。しかし、数ヵ月後経っても自分が思っていたほど回復状況は芳しくなく、2007年シーズンに向けてチームが本格的な準備を始める中、次第に焦りが生まれました。 早く復帰するために練習を再開しましたが、スピード、コントロールともに理想とは程遠いものでした。その時、「焦ってもしょうがない、怪我を早く治すことに努めよう」と決めました。去年の苦い経験から、個人的にも大きく成長できたのでは、と思います。今の目標は、シーズンが始まる前に出来るだけ早く感覚を思い出して、今シーズンの準備をしたいと思います。また、今年の大きな目標は、北京五輪で良い成績を残すのはもちろんのこと、北京タイガースのリーグ優勝に貢献し、アジアシリーズに進出することです。最後にファンの皆様、いつも応援ありがとうございます。手術後、回復状況も順調なので安心してください。今年は、目の前の出来事をひとつひとつ、こなしていこうと思いますので、一緒に頑張りましょう!
【北京タイガース 李磊内野手】

【北京タイガース 李磊内野手/沖縄にて】
2007年の北京タイガースの成績を振り返ると、主力選手のケガ人が多く、チーム全体の編成は経験の浅い若手が中心だったため、惜しくもチャンピオンを逃しました。個人的に言えば、昨年代表チームでアメリカ、日本キャンプに参加し、打撃・守備両面で収穫がたくさんありました。ここ数年は海外で沢山の試合してきました。数あるシーンの中で、2006年のKONAMI CUPの日本ハム岡島投手(現MLBボストンレッドソックス)からのホームランをいまだにはっきり覚えていますね。対戦した6球はすべて直球で、ホームランのボールは確か真ん中高めの直球でした。このような貴重な海外経験を五輪で生かしたいと思いますね。最後に、北京そして私のファンの皆様、いつも応援ありがとうございます。今年は北京五輪、リーグ戦で好成績を残し、多くの人々に中国野球、北京タイガースをアピールしていきたいです。