Nov.15, 2007
2007 CBL News 【Vol.18】
KONAMI CUP アジアシリーズ2007
チャイナスターズは健闘及ばず、投手力に課題残す
【3年目の初勝利を懸けてチャイナスターズ】
3年目を迎えたKONAMI CUP アジアシリーズ。日本、韓国、中国台北の各プロリーグのチャンピオンチーム
に、CBL選抜を加えた4チームがアジアナンバーワンの座を懸けて争う。アジア球界の秋の風物詩として定
着してきた感があるこの国際大会に、今年もCBLの精鋭たちが“チャイナスターズ”として臨み、悲願の大会
初勝利を目指した。
(アジアシリーズ2007開幕セレモニー)
(アジアシリーズ2007開幕セレモニー)
【11月8日(木) 中国台北CPBL:統一ライオンズ戦】
6回まで3点をリードするも継投が裏目に。大会初勝利を逃す。
11月8日 12:00 Series Game
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| チャイナスターズ |
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バッテリー
〔統一ライオンズ〕ネルソン・フィゲロア , ツァイ・シチン , ゾン・イチョン - ガオ・ジガン
〔チャイナスターズ〕卜涛, 陈坤, 徐铮, 王培, 于磊, 郭有华 - 张振旺
(先発して4回を1失
点と好投した卜涛)
試合経過:
チャイナスターズは初回、統一ライオンズに先制を許すも、
その裏、二番・侯鳳連(天津) から五番・張玉峰(上海)まで
の4連続安打で逆転に成功。先発投手・卜涛=ボ・タオ
(四川)と二番手・陳坤(四川) が走者を許すも粘り強い投
球を見せ、二回と五回にも加点したチャイナスターズが六
回を終え4-1でリード。歴史的勝利が見え始めた七回、三
番手の徐錚(北京)が統一の陳連宏に逆転満塁本塁打を
喫するなど6失点と誤算。統一を上回る16安打を放ち、
守っては無失策と野手陣が奮起した一戦だけに、悔やまれ
る継投となった。
【11月9日(金) 韓国KBO:SKワイバーンズ戦】
初回の好機を逃し、完封&コールドでSKに完敗。
11月9日 12:30 Series Game-3
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| チャイナスターズ |
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| SKワイバーンズ |
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X |
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バッテリー
〔チャイナスターズ〕 陈俊毅, 张云峰, 刘凯, 张力 - 张振旺, 金利民
〔SKワイバーンズ〕 ロマノ , キム・ギョンテ , キム・ウォンヒョン - パク・キョンワン , チョン・サンホ

(5打数連続安打の侯凤连)
試合経過:
チャイナスターズは、初回、孫岭峰(北京)と侯鳳連(天津)の連打などで一
死二塁・三塁のチャンスを作るが、四番・賈昱冰(北京)と五番・張玉峰(上
海)がSK先発のロマノに抑えられ絶好の先制機を逃す。先発した陳俊毅(広
東)は、慣れないマウンドに戸惑ったのか、制球が乱れ3回で5四球を与え、
大事な場面でのエラーも重なり5失点。後続の投手陣も打ち込まれ、7回大
会規定によりコールド負けを喫した。打線も4安打と沈黙。侯鳳連は、初回
の安打で前日から5打数連続ヒット、6打席連続出塁の快記録を達成した。
【11月10日(土) 日本NPB:中日ドラゴンズ戦】
古巣相手に呂建剛が好投。中盤以降は、中日に力負け。
11月10日 12:00 Series Game-5
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| 中日ドラゴンズ |
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バッテリー
〔チャイナスターズ〕吕建刚, 陈坤, 王培, 张力 - 张振旺
〔中日ドラゴンズ〕小笠原 , 鈴木 , 高橋 - 小田 , 清水将

(Lv Jiangang )
試合経過:
チャイナスターズの先発・呂建剛(天津)は、1998年に練
習生として中日ドラゴンズに入団し、1999年~2002年まで
はプロ登録選手として計5年間中日に在籍した。その古巣
を相手に、呂は5回一死までノーヒットピッチングを演じ、中
日ベンチとドラゴンズファンをやきもきさせた。呂は7回途
中まで投げて5失点も、変化球を主体にした巧投が光った。
試合は、呂の後を継いだ投手が打たれ、中日の底力に屈し
た。孫岭峰(北京)と侯鳳連(天津)の一・二番コンビは、こ
の日も初回に出塁し、先制点を演出。アジアの野球ファン
とメディアの前で中国チームの機動力を強く印象づけた。
11月11日(日)、中日ドラゴンズ(NPB)とSKワイバーンズ(KBO)の間で行われた優勝決定戦は、6-5で
中日がSKを下し、日本勢として3年連続のシリーズ制覇を成し遂げた。
【KONAMI CUP アジアシリーズ2007 を終えて選手コメント】
☆「歴史になる1勝を落としてしまい、今年は一番悔しいアジアシリー
ズになった。
しかし、我々はあきらめない。帰国後はチームの課題である投手力
の強化と進歩した攻撃技術をさらに磨いていきたいと思う。」
~ 張玉峰(チャイナスターズ主将:上海)
※再三の好守備で投手を助ける。
☆「日本やアメリカ遠征のおかげで、チームの攻撃は非常によく
なったと思うが、投手と守備面をもっと強化しなければ、強い相手
には勝てないと感じた。
投手の私が感じた3試合の共通点はやはり後続投手の不在。試
合を作れるピッチャーはそれなりに揃っていると思うが、リードを
しっかり守る中継ぎや救援投手がいないのが今の中国チームの
現状であり、克服すべき課題。
個人としてはスタミナの強化がテーマ。6回以上に投げられるよう
な体力を身に付けることが私の今後の課題と思う。」
~ 呂建剛(天津)
※中日ドラゴンズを相手に中盤まで快投。
【過去最高の盛り上がりを見せたチャイナスターズ応援団】
KONAMI CUP アジアシリーズは、毎年チアリーダーによる華やかなダンスと、各国ファンの個性的な応援
スタイルが興趣を添える。今年も、それぞれの国の言葉による声援が東京ドームを熱気に包んだが、チャイ
ナスターズの応援団も負けてはいない。日本にいる熱狂的な中国野球ファンが、チャイナスターズの応援
フラッグとチームカラーの赤いエアースティックを用意し、チアリーダーと一緒に、“加油!中国(がんばれ、
中国!)”の掛け声を送り続けた。チャイナスターズの善戦は、こうしたファンの声援の後押しがあったから
こそ。北京五輪後の来年は、さらに熱い応援風景を見せてくれることだろう。